2025/11/07

2Dメタバースとは?3Dとの違いや活用シーンを解説

メタバースが注目される一方で「VRゴーグルや高性能PCが必要で導入ハードルが高い」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?しかし実際には、特別な機器を用意せずに利用できる「2Dメタバース」という選択肢があります。

 

本記事では、2Dメタバースの基本と3Dとの違い、さらに活用シーンを解説します。

 

1 そもそもメタバースとは?

そもそもメタバースとは、インターネット上に存在する3次元の仮想空間のことです。ユーザーは自分の分身であるアバターを操作し、ほかの人と会話したり、イベントに参加したりと、現実に近い体験ができます。

 

言葉の由来は「超越」を意味する「meta」と「世界」を意味する「universe」を組み合わせた造語です。1992年にニール・スティーヴンスン氏のSF小説「スノウ・クラッシュ」で初めて登場しました。

 

当時はフィクションの世界でしたが、現代では技術の進歩によって誰もがアクセスできる現実的な空間になっています。仕事や学習、エンターテインメントなど、活用の幅は年々広がり続けています。

 

2 メタバースは3Dとは限らない!2Dメタバースと3Dメタバースの違い

メタバースと聞くと、VRゴーグルを装着し、3Dの仮想空間に没入する姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

 

実は、メタバースは必ずしも3Dである必要はありません。特別な機器を用意しなくてもPCやスマートフォンから利用できる「2Dメタバース」も数多く存在します。

 

ここでは、2Dメタバースと3Dメタバースについて解説します。

 

2.1 2Dメタバースとは?

2Dメタバースとは、画面上でアバターを操作し、ほかのユーザーと交流できる仮想空間のことです。

 

3Dメタバースと比べると没入感は控えめですが、ビジネス利用に適したメリットが多くあります。2Dメタバースの主なメリットは以下のとおりです。

 

  • 専用の機器を購入せず、既存のデバイスだけで利用できる
  • 処理が比較的軽く、高速インターネットがなくても使いやすい
  • デザインはドット絵やアニメ風が多く、ゲーム感覚で操作できる

 

これらの特徴から、2Dメタバースは「社員がPCから手軽にアクセスできるようにしたい」「高度な通信環境や専用機器をそろえるのは難しい」と考える企業にとって、現実的で導入しやすい選択肢といえます。

 

2.2 3Dメタバースとは?

3Dメタバースは、立体的な仮想空間でアバターを操作する仕組みです。

 

VRやMRのヘッドセットを使うことで高い没入感を得られ、アバターのジェスチャーや表情を通じたリアルなコミュニケーションが可能になります。仮想会議室やホワイトボードを使えば、実際のオフィスに近い体験も実現できます。

 

そのため「できるだけ現実に近い体験を求めたい」企業に適しています。

 

2.3 2Dメタバースと3Dメタバースの違い

2Dメタバースと3Dメタバースの主な違いを表にまとめました。

 

項目

2Dメタバース

3Dメタバース

次元

2次元(平面)

3次元(立体)

グラフィック

平面的、ドット絵やアニメ風

立体的でリアル

アバター

2Dキャラクター

3Dキャラクター

コミュニケーション

テキスト・ボイス中心

ジェスチャーや動きも反映

空間の構造

平面的な背景や画像

奥行きのある立体空間

デバイス要件

PCやスマートフォンで利用可能

VRヘッドセットや高性能PCが必要

没入感

適度

非常に高い

操作性

シンプルで直感的

慣れるまで時間が必要

導入コスト

比較的低コスト

専用機器が必要で高コスト

活用シーン

バーチャルオフィス、軽いイベント

本格的な会議、没入型イベント

 

このなかでも、導入を検討する際にとくに大きな違いとなるのは「デザイン」「操作性」「利用環境」「導入コスト」の4点です。それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

デザイン

2Dメタバースは平面的なデザインで、アニメやゲームのような親しみやすい世界観が特徴です。画像やテキストを通じた表現が中心で、操作性がシンプルで誰でも直感的に使えるため、オンライン会議や社内イベント、研修などの業務シーンにも導入しやすいのが魅力です。

 

一方、3Dメタバースは立体的な空間を提供し、強い没入感を得られます。実際にその場にいるような感覚を再現できるため、リアルに近い環境を求める場合に適しています。

 

操作性

2Dメタバースはシンプルで直感的に操作できます。キーボードやマウスで扱えるため、特別なスキルがなくてもすぐに利用可能です。初心者にもなじみやすく、導入研修の負担も最小限に抑えられます。

 

一方、3DメタバースはVRゴーグルやコントローラーを使った高度な操作が必要です。慣れるまでに時間がかかることもあり、導入時のハードルはやや高めといえます。

 

利用環境

2DメタバースはPCやスマートフォンのブラウザから利用でき、特別な機器やソフトのインストールは不要です。誰でもすぐにアクセスできるため、導入のハードルは非常に低いといえます。

 

一方、3Dメタバースは高度なグラフィック処理を必要とし、VRゴーグルや高性能PCが欠かせません。そのため、利用できる環境が限られるという課題があります。

 

導入コスト

2Dメタバースはブラウザで手軽に利用できるサービスが多く、初期費用を抑えられるのが大きな特徴です。既存のPCやスマートフォンからアクセス可能なため、導入のハードルが低い点がメリットです。

 

一方、3Dメタバースは社員ごとにVRゴーグルや高性能PCが必要で、コンテンツ制作にもコストがかかります。そのため、全体の負担は大きくなりがちです。

 

2Dメタバースと3Dメタバース、それぞれに特徴がありますが「導入コストを抑えたい」「既存のデバイスで手軽に始めたい」という方には、2Dメタバースがおすすめです。

 

メタワークオアシスは、クリックベースで直感的に操作できる2Dバーチャルオフィスプラットフォームです。特別な機器やソフトウェアは不要で、PCやスマートフォンからすぐにアクセスできます。

 

無料トライアルも可能なため、ぜひお気軽にお申込みください。

 

3 2Dメタバースが活用される場面の例

2Dメタバースは、オンラインでのコミュニケーションやマーケティング、イベント、教育など幅広い分野で利用されています。ここでは、代表的な活用シーンを具体的に紹介します。

 

3.1 メタバース上のオフィス

2Dメタバース上にオフィスをつくると、リモートワークでもまるで同じ場所で働いているような雰囲気を感じられます。

 

画面上に同僚のアバターが見えることで、ひとりで働く寂しさが和らぎ、ちょっとした会話も自然に生まれやすくなります。会議室や休憩スペースなどのエリアを設ければ、誰がどこにいるのかが一目でわかり「今話しかけてもいいかな」と声をかけやすい空気が生まれるでしょう。

 

こうしたメタバースオフィスは、気軽な雑談を生みやすくし、社員同士のつながりを深めます。また、テキストだけのやり取りに偏らず、アバターに近づいて声をかけるだけで会話が始められるため、仕事のやり取りもスムーズになります。

 

リモートワークでコミュニケーション不足を感じている企業にとって、2Dメタバース上のオフィスは「新時代の解決策」だといえるでしょう。

 

3.2 メタバース上の学校

2Dメタバースは、学校に行きづらい生徒にとって、安心して過ごせる居場所として活用されています。アバターを介することで会話のハードルが下がり、心理的なサポートや教育プログラムにも参加しやすくなります。

 

実際に、佐賀県の太良高校や東北大学、関西外国語大学では「Gather」を使った授業や国際交流が行われています。さらに文部科学省の事業として、メタバースを活用した教育支援の取り組みが進められています。

 

このように、2Dメタバースは教育分野においても、新しい学習環境や居場所提供の手段として広く活用されています。

 

4 2Dメタバースのプラットフォームおすすめ4選

2Dメタバースを導入する際には、用途や目的に合わせて最適なプラットフォームを選ぶことが大切です。ここでは代表的な4つのサービスを取り上げ、それぞれの特徴や料金、活用シーンを紹介します。

 

4.1 メタワークオアシス

当社が提供する「メタワークオアシス」は、場所にとらわれず快適にコミュニケーションできるバーチャルプラットフォームです。

 

最大の特徴は直感的に操作できる点です。クリックするだけで利用でき、面倒な設定や操作を必要としません。会議設定を行わなくても1~2クリックで会話を始められるため、従来のWeb会議ツールよりも手軽に利用できます。

 

コスト面でも競合より導入しやすく、複数空間の利用を割安に抑えられます。また、PCやスマートフォンからアクセス可能なため、専用機器の準備も不要です。

 

さらに、複数人で同じ空間上に参加することが可能で、そのなかで自由に行動できます。メールやチャットに依存せず音声でやり取りできるため、業務効率を高めながらミスを防ぐ効果も期待できます。

 

料金プランは、継続タイプの場合、同時接続型とID課金型の2種類を用意しており、2週間の無料トライアルやフリートライアルDAYを通じて実際の使い心地をお試しいただけます。

 

4.2 Sococo

Sococoは、株式会社テレワークマネジメントが提供していた2Dバーチャルオフィスです。メンバーの居場所が一目でわかるため、声をかけるタイミングがとりやすく、部屋ごとに会話を分けられるため、プライベートなやり取りにも適していました。

 

ZoomやTeamsなどのWeb会議ツールとも連携でき、部屋に入るだけで会議に参加できる点も特徴です。

 

ただし、Sococoは2025年3月31日で日本国内の代理店販売を終了し、現在はトライアルの受付も停止しています。新たに導入を検討する場合は、ほかのサービスを選ぶ必要があります。

 

4.3 Gather

Gatherは、Gather Presence社が提供するリモートワーク向けの2Dメタバースオフィスです。ドット絵RPG風のマップをアバターで歩き回り、近づくと会話が始まり、離れると声が聞こえなくなる仕組みが特徴です。

 

Mapmaker機能でプライベート空間を設定できるため、作業に集中したいときにも便利です。料金は1チーム25人まで無料で、それ以上は有料プランとなるため、小規模から導入を始めやすい点がメリットです。

 

以前は英語表記のみでしたが、現在は日本語対応も進み、利用のハードルが下がりました。さらに、休憩時間に楽しめるゲームも豊富に用意されており、リフレッシュの場としても活用できます。

 

4.4 MetaLife

MetaLifeは、株式会社ベンドが提供する2Dメタバースで、オフィスやイベント、教育の場として幅広く活用できるコミュニケーションツールです。

 

アバターを近づけるだけで会話が始まり、リアルに近い自然な交流が可能です。空間デザインは何百種類も用意されており、オフィスや教室、ビーチや宇宙など用途に合わせて選べます。チャットや画面共有など業務に必要な機能も充実しています。

 

料金は1チーム25人まで無料で、それ以上は月額22,000円から利用できます。累計ユーザー数は50万人を超え、大企業から個人まで幅広く利用されている実績があります。

 

5 まとめ

2Dメタバースは、特別な機器を準備しなくてもPCやスマートフォンから参加できる手軽な仮想空間です。ゲーム感覚のデザインと直感的な操作性により、ITに不慣れな方でもすぐに利用を始められます。

 

3Dと比べて導入コストを抑えられるため、小規模から試しながら段階的に拡大できる点もメリットです。ビジネス、教育、イベントなど幅広い分野で活用が広がり、とくにリモートワーク下でのコミュニケーション課題を解決する効果を発揮しています。

 

2Dメタバースの導入をご検討中の方は、ぜひ「メタワークオアシス」をお試しください。クリックだけで直感的に操作でき、専用機器を用意しなくてもすぐにご利用いただけます。

 

すでに中規模企業を中心に導入が進んでおり「操作が簡単」「コスト負担が少ない」といった評価をいただいています。まずは無料トライアルから、バーチャル空間での新しいコミュニケーションを体験してみませんか?

 

株式会社フロンティアコンサルティングでは、メタバースオフィスに関する相談を受け付けております。お困りの際にはぜひお問い合わせください。